眼鏡の素材感、製法によってその眼鏡の特徴が決まるくらいに大きくデザインに影響する。その一部をここで紹介します。
いろいろな眼鏡の製法
フレーム素材
ラミネート生地
異なる複数の色を重ねてセル生地を貼り合わせること。クリア系生地を使用するなど して下の層の色が干渉するようにしたり、削り出しによって色を組み合わせたり出来 る。
削り出し
ラミネート生地に凹凸や傾斜をかけて削ることで、上下の層の色を組み合わせてカ ラーリングすること。同系色で陰影をつけるなど、色使いで立体感ももたせられる。
プレス
金型でキャスト成型するのではなく、プレスで造形すること。密度が高く、粘りのあ る仕上がりになる。
コンビネーション
メタルとセルなど
異なる素材を組み合わせること。メタルフレームでフロントだけにセルを使うのが一般 的。
ハンドメイド
型抜きからの全工程でも、最終調整だけでも、手作業で行えばハンドメイドといわれ る。通常は研磨作業を行うことを指す。仕上げの良さが格段に違うので判断できるは ずだ。
アイブロウ
リムの上に貼り付けられた眉毛のようなパーツ。アイウエアだけでなく、それを掛け た顔の表情を大きく左右する装飾。カラーリングや素材など、バリエーションは豊富。
ラインストーン
ダイヤモンドを模した鉛ガラス製の石。ドレスや他のアクセサリーだけでなく、アイ ウエアにも使われる手法だ。ライン河畔のストライスプールで作られたことからこう 呼ばれる。
彫金
メタルフレームに装飾としての彫りを入れること。第二次世界大戦前後の不況の中、 アメリカで多くの宝飾職人が眼鏡業界に流入し一般化。現在ではプレスでそれを模し た物が多い。
レーザーカット
レーザーを駆使して複雑な形状に切ること。セル素材はもちろん、チタンなどのメタル 素材にも使われる。デザイナーの思いのままのフォルムにできるためのデザインの幅 が広がる。
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ニッケル合金
強度があって腐食しにくく、加工しやすい。メタルフレームの素材として最も一般 的。
チタン
軽量で強度が高く、耐熱性や耐食性にも優れるため、いまやメタルフレームの主流と もいえるほどに増えている。
βチタン
軽量で耐久性のあるチタン合金の中でも、バネ性が高いため、主にブリッジやテンプ ルの素材に用いられる。
ゴムメタル
車のサスペンション用として開発された柔軟性の高い素材。智などの負荷のかかる部 位に使用される。
アルミニウム
比重にしてチタンの約6割という軽量な素材。眼鏡フレームの素材としては、特にテ ンプルに古くから用いられてきた。
マグネシウム
実用金属の中で最も軽量な素材で、比重はアルミニウムの約2/3。振動吸収性にも優 れ、スポーツタイプ向き。
サンプラチナ
歯列矯正用ブリッジなどの医療器具にも使用される人体に無害な素材。光沢が長く続 き、耐食性も高い。
アセテート
プラスチック製フレームの主流となる素材。加工性が高く難燃性だが、柔らかく吸水 性なので変形しやすい。
セルロイド
べっ甲を模して使用される、硬質で光沢のある素材。発火しやすく危険なため希少化 してる。変形が少ない。
オプチル
エポキシ系樹脂のインジェクション成型によって作られる。発色が美しく、’80年代 に一世を風靡した素材。
ナイロン
柔軟性が高くて軽量なのでスポーツサングラスなどで多用される。摩擦が少ないのも 特徴。別名ポリアミド。
18金
柔らかくて加工性が高く、腐食しにくい。比重が高いため、金張りや金メッキとして 使用されることが多い。
鼈甲(べっこう)
赤道付近を回遊するタイマイという亀の甲羅。たんぱく質素材のため、人体への親和 性も高く、修繕も利く。
バッファローホーン
水牛の角。中世から眼鏡の素材として使用されている。べっ甲と並びプラスチックの モチーフとなる素材。
ウッド
堅さや染色による発色などは、使用するウッドの種類によっていろいろ。竹を使用した フレームも登場した。
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